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効果的な不動産投資

また、炭酸系飲料よりお茶の消費が徐々に伸びていることがわかり、お茶ブームを巻き起こした。

Sの店頭が震源地となった商品開発の例には事欠かない。 店側でも、S本部が推奨する新製品をどんな客が買っているのかが確認できるようになった。
周辺に高校や中学校がある店なら、販売データで2歳以下に人気のある商品を調べて品ぞろえの参考にする。 またお客が精算時に受け取るレシートにも仕掛けがある。
同じペットボトルのウーロン茶75を購入しても、レシートに印刷される広告やお知らせの内容は人によって違っている。 20代の女性なら化粧品やデザート類の紹介、10歳代、20歳代の男性客には人気ゲームソフトの発売告知広告を掲載する。
バレンタインデー商戦では、女性客に「プレゼントはSで」といった情報を載せる。 個々の顧客層にふさわしい商品やサービスの情報をレシートにちゃっかりと盛り込んで、次の購買を誘う作戦だ。
2006年秋、Sの購買データ収集の最前線であるPOSレジが、7年ぶりに一新される。 新型POSレジの機能として最大の目玉となるのが、大半の電子マネーの情報を読み込めるマルチリーダーライター搭載だ。
モバイルスイカ、Edy(エディ)などの主要な電子マネー、「おサイフケータイ」での買い物が利用可能になる。 電子マネーが使える小売店は徐々に増えてきているが、マルチリーダーがないと、同じ店で別々の電子マネーを使った買い物はできなかった。

Sが日本で初めてマルチリーダーライター機能付きのPOSレジを導入することで、消費者の利便性向上と電子マネーの普及に弾みがつくことは間違いない。 またS自身も独自の電子マネーの発行を2007年春に計画している。
SだけでなくY堂、Dなどグループ企業約1万2千500店で使えるようになる。 独自の電子マネーを使ってレジで買い物が可能で、S銀行の現金預け払い機(ATM)では入金もできる。
発行枚数は初年度だけで1千万枚を予定、一気に国内最大規模の電子マネーに躍り出る。 マルチリーダーライターの導入は店舗での精算風景を大きく変える可能性を秘めている。
現在、「S」で1人の客の精算にかかる時間は平均で4秒。 その内訳は商品のスキャンと袋詰め作業が約28秒、お金のやりとりが約12秒である。
それが電子マネーでの精算だと、お金のやりとりの時間が1、2秒で終わる。 精算業務は全体で10秒短縮され30秒になる。
このわずか10秒が大きな効果をもたらす。

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